院長ごあいさつ

この度、2018年10月よりこの奥沢の地にて、グレースホームケアクリニックの院長として地域診療に取り組ませて頂く運びとなりました。これまで長いこと同地域に親しまれて来られた島田耳鼻咽喉科医院(旧称)のスペースをそのまま活用し、地域密着型の外来・訪問診療を首都圏全体に向けてさらに広く展開したいと考えております。


訪問診療(内科一般、循環器、緩和ケア)が主体ですが、訪問看護、訪問リハビリ、居宅介護支援事業所の併設にくわえ、外来診療(循環器科、一般内科、消化器科、耳鼻咽喉科、緩和ケア外来)も併せて行い、周囲のクリニックや基幹病院と連携を取らせて頂きながら地域医療への貢献に全力を尽くす所存です。


世界的に高齢化が進展する中、例を見ないスピードで少子高齢化社会に突入した我が国では、700万人とされる団塊世代が後期高齢者となる2025年問題を目前にし、「老後の生活の質」をより重視する医療が強く求められています。一方で、我が国における病院死は全体の約8割と依然高いままであり、既に半数を割る欧米諸国に比べても、住み慣れた自宅や介護施設等、患者さまが望む環境で最期をお迎えになられるケースは圧倒的に少なく、在宅医療、在宅看護の整備、さらには老後のQOLの追求においてはまだまだ発展途上と言えます。


当クリニックでは、在宅医療も提供する1拠点として、医療と介護が連携した地域における包括的かつ継続的な在宅医療の提供を目指すべく、いまこの首都圏で何ができるかを日々考えて参ります。例えば、個々の疾患等に対応したサービスの充実・支援、あるいは他職種協働による在宅チーム医療を担う人材育成への貢献にくわえ、やはりその在宅チームによる患者や家族の生活を支える観点に立った医療および緩和ケアの提供など、ひとつひとつの課題に丁寧に取り組み、団塊世代から団塊ジュニア世代、あるいはそれ以降の世代までもが必要とし得る安心と信頼の提供を実現していけるようクリニック一同精進いたします。


また、緩和医療専門医として全国で活躍する大津秀一医師とチームを組み、重症心不全、末期ガン患者の緩和ケアには特に力を入れてまいります。患者様一人一人の死生観や哲学に向き合い、個々の治療における意思決定から症状緩和まで丁寧に取り組ませて頂きます。


ご家族で、在宅フォローもしくは奥沢地域での外来フォローをご検討される方がいらっしゃいますようでしたら、是非ともお気軽に当クリニックまでお問い合わせ頂ければ幸いです。


グレースホームケアクリニック 院長 古田 晃

院長 古田 晃 医師

大津 秀一 医師